HOME > 目的別保険相談 > 個人年金保険の加入を検討。有期年金タイプや終身年金タイプをすすめられた理由は?
現在、一人暮らしで子供もいなく、結婚の予定もありません。
老後に備えて個人年金保険に加入したいと思いますが、確定年金タイプよりも有期年金タイプや終身年金タイプの保険をすすめられました。
その理由を教えてください。
個人年金保険は、老後の生活資金を準備するために利用されている私的年金のひとつです。
一定の死亡給付金があるほか、60歳や65歳など契約時に定めた年齢になると、5年や10年などの一定期間年金が受け取れる設計になっています。
また、一生涯にわたって年金を受け取れる設計の保険もあり、老後のライフプランに合わせてさまざまなタイプが販売されています。
さて、ご質問いただいた件ですが、確定年金タイプは被保険者(年金受取人)の生死に関係なく、契約時に決めた一定期間年金を受け取れるタイプで、被保険者が死亡した場合は遺族に年金が支払われます。
そのため、配偶者やお子さんなど、被保険者の死亡後の遺族の生活を考えた商品設計になっています。
一方、有期年金タイプは被保険者が生存している場合に限って契約時に決めた一定期間年金を受け取れる設計に、
終身年金タイプは被保険者が生存している場合に限って一生涯年金を受け取れる設計になっています。
そのため、支払った保険料を、ご自身の生存中の生活資金のために積み立てたいとお考えの場合に適しています。
個人年金保険には商品によってこうした特徴があるため、「一人暮らしで子供もいなく、結婚の予定もない」というライフスタイルなら、遺族のことを考えた確定年金タイプよりも、ご自身が受け取る年金に焦点を当てた有期年金タイプや終身年金タイプのほうが適していると考えることもできます。
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